BI 専門家のための3つの手順ガイド

新しいビジネスインテリジェンスの取り組みやプロジェクトを始めることは面倒な場合があります。アジャイル BI と迅速な勝利を頑なに信じている一方で、BI 担当者と事業経営者の両方がまずそのニーズや期待を同じにし、組織が何を達成したいのかを理解することが重要です。嬉しいことに、効率的なビジネスアナリストは1日か2日でその仕事を終えることができます。

結局、スキーマや、計算、表に没頭する前に、最初にするべきことは、ビジネスで何を達成したいかを実際に理解することです。このことは不可解にも明らかなように聞こえるかもしれませんが、ちょっと立ち止まって、自分達の KPI が現在のプロジェクトに関連しているかどうかを考えることなく、組織がこの手順を飛ばして、KPI Dashboardの作成に進んでいる回数を聞いたら驚くことでしょう。

これは、当座の問題に必ずしも適用されない、以前の会社やプロジェクトから得た、最終結果の概念をある程度最初から考えている重役やアナリストによって生じることが多くあります。覚えておいてほしいのは、プロセスは常にビジネスで始まり、ビジネスの役に立つ必要がある、ということです。測定基準は、組織に適合する必要はありますが、その逆はありません。作成するのが最も簡単なものではなく、ビジネスで実際に必要とされている BI ソリューションを受け入れるのには、十分な柔軟性が必要になります。

さらに面倒なこともなく、BI プロジェクト成功を計画する方法をご紹介します:

ステップ 1:主要な利害関係者へのインタビュー

ステップ 1:主要な利害関係者への
インタビュー

必要となるもの:専念

完了までの時間: 1~2日

成果物:ビジネス要件の要約

ビジネスインテリジェンスプロジェクトの管理を行う際、現在の BI プロジェクトを通じてビジネスで何を達成すべきかを理解する最高の方法は、関連する利害関係者との対面会議(または、あまり好ましくはありませんが、電話か Skype での会議)を行うことです。これには、実際にデータを定期的に見ている重役、部長または分析ユーザーが含まれます。

このステップをスキップしたり、仕様書で済ましたりしないでください!この数時間の会議で、あなたの仕事は遥かに簡単になり、プロジェクトが成功する可能性が大幅に向上します。

インタビュー中にする質問:

Wh で始まる質問:なぜ特定の Dashboard が必要なのか?誰が Dashboard を使用して、誰がその出力を受け取るのか?どこで(どのデバイスで)使用するのか?いつ Dashboard を使用するのか?

現在および必要な決定プロセス:現在どのように決定はなされているか?将来どのようにして意思決定をしたいか?どのデータが現在失われているか、利用するのが難しいか、意思決定プロセスにどのように影響を与えているか?

欠点:知りたかったのにいつも見つけられなかったものは何か?なぜデータを発見あるいは分析するのが難しすぎるのか?現在どこで分析/IT リソースが進んでいるのか、どのようにすればより効率的に使用できるのか?

Full Stack vs. Data Visualization

ステップ 2:製図板へ!

必要となるもの:ホワイトボード、マーカー、ペン、紙、または Powerpoint/Visio

完了までの時間: 2~3時間

成果物:回答すべき重要な質問のリスト

主要な利害関係者へのインタビューが終わり、ビジネスインテリジェンスプロジェクトをどのようにしたいかがわかったら、(まだ)データではなく、プロセス自体の視覚化を始めましょう。ここで描くのは、グラフでも、Widget でも、画像でもなく、ある種のフローチャートです。

個々の関連するプロセスに対するビジネスプロセスのワークフローを示す図を作成します。複数の Dashboard やスキーマなどが必要かどうかを、この BI 計画段階で理解します。終了する頃には、組織が意思を決定する方法やこうした意思をどのように測定するかについて説明できる必要があります(例:マーケティングは、 キャンペーンパフォーマンスに焦点を合わせたものである一方で、カスタマーサクセスは、アカウントのヘルスに関係しており、CEOは ACV などを見たいと考えている、など)。

ビジネスプロセスのワークフローを作成するための
ヒント

トップダウン手法:最も権限がある意思決定者にとって重要な可能性がある最高レベルの KPI(ACV、成長、雇用など)から始めます。低いレベルの測定指標は、高レベルの測定指標を測定する方法から派生する必要があります。

シンプルにする:大きなプロジェクトの場合でも、両手で数えるよりも少ない数の測定指標で終わるようにする必要があります。ガイドラインには、より多くの情報を盛り込み、指標を減らす必要があります。重要な測定指標を1つ特定してみてください(例えば、加重平均は常に5つの異なる数よりも優れています)。

ステップ 3:モックアップを作る

必要となるもの:ステップ2と同じもの

完了までの時間: 2~3時間

成果物:初めての Dashboard の原案、確定事項のリスト、寸法およびフィルター

プロジェクトを簡単なものにする上では、このステップは任意と考えても良いかもしれません。ビジネス上の質問が比較的少ないか、簡単な場合、次に進んで、ビジネスインテリジェンスツールを起動し、データのモデリングと Dashboard 作成を開始しても良いでしょう。しかし、より大きなプロジェクトの場合、最初に Dashboard の当初案を作成することを提案しているので、最終ライン(そこに至る方法のための計画がステップ2の成果物)がどのようになるかを覚え、関連する利害関係者から承認を得られるようにします。

ビジネス上の質問を特定した後、この段階では、次のような汗水流す作業を始めることになります:データはどこから来るのか?データソースは何か?どのように接続するか(Sisense の内蔵型コネクターを使用すれば驚くほど簡単になります)?非構造化データソースに接続する必要があるか?どのデータが現在利用不可か?計算する必要があるか?

これらの質問への回答から寸法や事実、フィルターを明確に把握する必要があります。次に、データを最適に表示するために適用したい Widget やデータ視覚化のモックアップを作成します。

満足できるモックアップができたら、利害関係者から承認を得ます。最終的に、彼らがこれらの Dashboard を定期的に見るため、なぜそのような見た目なのか、関連するデータをどのように表示するかを理解しておく必要があります。そして、早めにフィードバックを得ることで、Dashboard 作成後の調整や変更を行う時間が短縮されます。承認を得られたら、完了です。次に進みましょう!

BI プロジェクトの計画前に考慮すべき項目

上記の3つのステップを始め、進める前に、使用しているツールが組織のニーズを処理できるかを確認する必要があります。

最大の欠点は何でしょうか(すでに所有しているツールによるものか、もしくはツールを統合することで解決したい欠点なのか)?手動で生成されたレポートから、一度で設定でき、常に正確で、予定通りと期待できる、自動化された詳細なレポートに移行することで時間やリソースを減らしたいと思っていることでしょう。あるいは、組織の全員が同じ考えを持つように、1つの真実を語る資料があるようにしたいと思っていることでしょう。

課題がどうであれ、BI ソリューションのコストがどのくらいになるのか注意を払う必要もあります。BI の総所有コストを把握する際に考慮すべき項目は数多くあります。しかし始めるには、評価しているプラットフォームが必要としているすべてを実行し、大きくなるのに合わせ、すべてのデータを処理できるかを確認しておきましょう。次に、実装をスムーズに行うための予算、リソース、新しいスタッフ、その他のプロジェクトを担当している現在の従業員を移すコストなどの観点から、社内で必要なコストを見積もってみてください。

結論(免責事項)

言うまでもありませんが、2つの組織や BI イニシアチブが平等に作られることはありません。1~2時間でこのプロセス全体を終えるところもあれば、数週間かかるところもあるでしょう。しかし、既にビジネスインテリジェンスシステムの中に組み込まれているかどうかを問わず、着手しているすべての BI プロジェクトのために、このフレームワークに従うことを強くお勧めします。なぜなら、計画段階に入れば、勝利を掴み取る可能性が遥かに高いからです。

Full Stack vs. Data Visualization